Google「404は問題視せず」と説明、リダイレクトは代替がある場合だけ
Googleの担当者が404エラーはSEO上の問題ではないと説明した、とSEJが報道。リダイレクトは代替ページがある場合だけ。公式ドキュメントの4xxの扱いと、古い記事を整理する手順を整理。
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Googleの担当者が、404エラーはSEO上、気にする問題ではないと説明した、とSearch Engine Journal(SEJ)が報じました。発言はGoogleのGary Illyes氏とCherry Sireetorn Prommawin氏によるポッドキャストでのものです。ブログやアフィリエイトサイトを運営していると、古い記事を整理するたびに404が増えて不安になることがあります。この記事では、SEJが伝えた内容と、Googleの公式ドキュメントに書かれている4xxの扱いを分けて整理します。なお、SEJの記事には番組名の記載がなく、発言の元になったポッドキャスト自体は、今回は確認できていません。
Googleは404を問題視せず、修正はビジネス判断と説明
SEJの記事によると、Illyes氏は、404は「not found」を意味する正常なWebの一部で、Googleは気にしていないと述べたとされています。Googlebotは404を検出し、最終的にインデックスから削除しますが、ペナルティや、他の健全なページへの悪影響はないという説明です。404を修正するかどうかは任意で、サイトによっては「賢いビジネス判断」になり得るとも話しています。たとえば、人気のある商品ページを削除してエラーページを残すと、売上の機会を失うおそれがある、という例が挙げられています。
リダイレクトするのは、代わりのページがあるときだけ
Illyes氏とPrommawin氏が示した3つの流れとして、SEJは次の内容を紹介しています。
- 本当に代替がある場合のみ、関連性の高い特定のページへ1対1でリダイレクトする(更新された記事や、同じ商品の新モデルなど)
- 代替がなければ、404または410を返す。永久に削除されたページには、これが正常な対応
- 404ページを訪問者の役に立つものにする(わかりやすいメッセージ、検索バー、主要カテゴリや最新コンテンツへのリンクなど)
Prommawin氏は、「削除したページをすべてホームページにリダイレクトする」やり方は避けるべきだと警告したとされています。理由は、訪問者を混乱させ、データも分かりにくくなるためです。また、SEJはポッドキャストの要点の1つとして、404はサーバーエラーと違ってクロールバジェットを消費しないと挙げていますが、記事中に該当する発言の引用はなく、誰の発言かも示されていません。
公式ドキュメントでは4xxはどう扱われているか
Googleクロール インフラストラクチャの「HTTP ステータス コードが Google のクローラーに及ぼす影響」のドキュメント(最終更新日は2026年3月6日UTC)には、次のように書かれています。
- 4xxを返すURLは、Google検索のインデックスに登録されない。すでに登録済みのURLが4xxを返すようになると、インデックスから削除される
- 429を除く4xx(400、401、403、404、410、411)は同じように扱われる。クローラーは、コンテンツが存在しないと次の処理システムに伝える
- 新たに検出された404ページは処理されない
- クロール頻度は徐々に低下する。また、429を除く4xxはクロール頻度に影響しないと書かれている
- クロール頻度を制限する目的で、401や403を使わないこと
このドキュメントでは、404と410は同じように扱われるとされ、違いの説明はありません。また、4xxを返すURLをリダイレクトで扱う方法の説明もありません。リダイレクトについては、301と308は強いシグナル、302と307は弱いシグナルとして扱われると書かれています。
アフィリエイトサイトで古い記事を整理するときに確認したいこと
SEJが報じた発言と公式ドキュメントを合わせて読むと、次のような手順が現実的です。
- 削除する記事に、検索流入や外部リンクが残っていないか、Search Consoleやアクセス解析で確認する
- 後継の記事や、同じ内容の更新版がある場合は、そのページへ1対1で301リダイレクトを設定する
- 代わりのページがない場合は、無理にリダイレクトせず、404または410を返す
- 404ページに、検索窓や人気カテゴリ、最新記事へのリンクを置く
- 案件の終了などで広告リンクを外す場合は、記事を削除する前に、別の案件への差し替えや、記事の統合を検討する
1つ目と5つ目、2つ目の「301」の指定は筆者の補足で、Googleの発言ではありません。アフィリエイトでは、終了した案件の記事を放置するか削除するかの判断が必要になりますが、記事に価値のある情報が残っているなら、削除よりも更新のほうが読者のためになる場合が多いと考えます。
404を怖がる必要はない、という今回の説明は、記事を整理したいサイト運営者にとって安心材料になります。ただ、アフィリエイトサイトでは、検索順位より先に、そのページ経由の成果が消えるかどうかを考える必要があります。流入や被リンクが残る記事は、後継の記事への1対1のリダイレクトか、内容の更新を優先し、行き先のない記事だけを404や410で終わらせるのが無理のない進め方だと考えます。あわせて、404ページそのものを整えておけば、削除した記事から来た読者を、関連する記事へ案内できます。
出典
- Search Engine Journal「Google Recommends Using Custom 404 Error Pages」
- Google クロール インフラストラクチャ「HTTP ステータス コードが Google のクローラーに及ぼす影響」
2026年10月29日時点の情報です。
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