rel=”sponsored”とはnofollow・ugcとの違いと付け方
rel="sponsored"は広告・有料リンクを検索エンジンに伝えるリンク属性です。nofollow・ugcとの使い分け、アフィリエイトリンクへの付け方、WordPressでの設定と注意点を整理します。
公的機関・公式資料などの一次情報と照合して作成しています。このサイトについて
rel=”sponsored”とは
rel=”sponsored”は、HTMLの<a>タグに付けるリンク属性の一つで、そのリンクが広告や有料の掲載(いわゆる有料リンク)であることを検索エンジンに伝えるためのものです。Googleの公式ドキュメント(2026年10月時点で確認)では、広告や有料プレースメントのリンク(有料リンク)にsponsoredを使うことが案内されています。アフィリエイトリンクを名指しした記述は見当たりませんが、報酬を伴うリンクとして、この属性を付ける運用が一般的です。
アフィリエイトサイトでは、ASPから発行された成果報酬型のリンクを大量に貼ります。これらは「報酬と引き換えに設置したリンク」であるため、検索エンジンに対してランキングの評価を渡さないリンクとして明示しておくのが安全、という考え方です。
基本(仕組み・方法)
3つの属性の違い
| 属性 | 使う場面 | 意味合い |
|---|---|---|
| rel=”sponsored” | 広告・有料リンク・アフィリエイトリンク | 金銭的な対価が絡むリンク |
| rel=”ugc” | コメント欄・掲示板などユーザー投稿内のリンク | 運営者が書いたものではないリンク |
| rel=”nofollow” | 上記のどれにも当てはまらない、評価を渡したくないリンク | 汎用の「たどらないで」の合図 |
複数の値は、スペースまたはカンマで区切って併記できます。たとえばrel="sponsored nofollow"のように書きます。
書き方の例
<a href="https://example.com/offer" rel="sponsored">サービスの公式サイトを見る</a>
別タブで開く設定(target="_blank")と併用する場合は、rel="sponsored noopener"のように並べます。
検索エンジンはどう扱うか
Googleの説明では、これらの属性が付いたリンクは、通常はたどられず、ランキングの評価(リンクのシグナル)を渡す目的では使われません。ただし、サイトマップなど別の経路でリンク先が見つかることはあるため、「完全にクロールされない」とは言い切れません。
具体例(表・計算例)
あるブログに、次のようなリンクが合計60本あるとします。
| リンクの種類 | 本数 | 付ける属性 |
|---|---|---|
| ASPの成果報酬リンク | 30本 | sponsored |
| 公的機関への出典リンク | 15本 | 付けない(通常のリンク) |
| 自サイト内の記事リンク | 12本 | 付けない |
| コメント欄のユーザーURL | 3本 | ugc |
この例では、属性を付けるのは33本(30本+3本)で、全体の55%です。リンクは「誰が・何の目的で貼ったか」で分類すると、迷いが減ります。
rel=”sponsored”の実践ステップ
- 記事内のリンクを洗い出し、「報酬が発生するリンク」を特定する。
- ASPの広告タグ(バナー・テキストリンク)のコードを確認する。ASPによっては、あらかじめrel属性が入っていることがある。
- 入っていなければ、
rel="sponsored"を追加する。ASPの規約で改変が禁じられていないかも確認する。 - WordPressのブロックエディタなら、リンク設定の詳細から、リンクのHTML属性を追加できる場合がある(テーマ・プラグインで差があります)。
- 公開後、ブラウザの開発者ツールやページのソースで、属性が反映されているか確認する。
rel=”sponsored”の注意点
- sponsoredを付けても、広告であることを読者に示す表記(PR表記)の代わりにはなりません。検索エンジン向けの属性と、読者向けの表示は別の話です(ステマ規制参照)。
- ASPの広告コードは、書き換えるとトラッキングが壊れる可能性があります。改変の可否は、各ASPの規約・ヘルプで確認してください。
- 属性を付けたからといって、順位が上がる・下がると決まるものではありません。目的は、有料リンクに関するGoogleのポリシーに沿った運用をすることです。
- 仕様の説明は変更されることがあります。最新はGoogle検索セントラルで確認してください。
rel=”sponsored”でよくあるミス
- アフィリエイトリンクに何も付けず、そのまま大量に貼る。
- 公的機関など、評価を渡して問題のないリンクにまでnofollowを付けてしまう。
- sponsoredを付けたことで「PR表記は不要になった」と考える。
- 自サイト内のリンクにまでrelを付けて、内部リンクの設計を崩す。
- プラグインで一括付与したあと、実際に反映されたかを確認しない。
rel=”sponsored”のチェックリスト
- 報酬が発生するリンクに、sponsoredが付いているか。
- 読者向けのPR表記が、リンクより前など目立つ位置にあるか。
- ASPの規約に反する改変をしていないか。
- 出典として貼った一次情報のリンクを、不必要に制限していないか。
- 公開後にソースを見て、属性の反映を確認したか。
rel=”sponsored”のFAQ(よくある質問)
Q. sponsoredとnofollowはどちらを付けるべきですか?
A. 広告や有料リンクには、Googleがsponsoredを案内しています。アフィリエイトリンクも報酬を伴うため、sponsoredを付けるのが一般的です。併記しても問題はなく、rel="sponsored nofollow"と書く運用もあります。
Q. 付けないとペナルティになりますか?
A. Googleのスパムポリシーでは、nofollowまたはsponsoredを設定していれば、有料リンクに関する違反にはならないと説明されています。付けないことが、ただちに違反と決まるわけではありませんが、リンク操作とみなされるリスクを下げるために付けるのが一般的です。
Q. ASP経由のリンクは、転送されるのでクリックされても評価が渡らないのでは?
A. 多くのASPのリンクはリダイレクトを経由しますが、仕組みの詳細はASPごとに異なります。ルールとして属性を付けておく方が、説明が簡単です。
筆者の見解(rel=”sponsored”)
アフィリエイトリンクへのsponsored付与は、順位を上げるためのテクニックではなく、「報酬が絡むリンクを正直に示す」ための基本動作だと考えます。読者向けのPR表記と、検索エンジン向けのrel属性は、役割が違うので、両方そろえて初めて整った運用になります。手作業で全部直すのは大変なので、テーマやプラグインの機能で自動化しつつ、定期的に抜き取りで確認するのが現実的だと思います。
rel=”sponsored”の関連項目
出典(一次情報)
本記事は情報提供を目的としており、収益を保証するものではありません。法律・税務に関する内容は一般的な情報であり、個別の判断は弁護士・税理士などの専門家や公的機関の最新情報でご確認ください。「筆者の見解」は一つの考え方です。